2021/08/17

Girl/ガール (ベルギー映画)の感想

Girl  (2018年)

バレエ学校に通う16歳のトランスジェンダーの人を題材にした映画です。

第71回カンヌ国際映画祭でカメラ・ドール、最優秀演技賞、国際批評家連盟賞

第91回アカデミー賞外国語映画賞(ベルギー代表)、第76回ゴールデングローブ賞外国語映画賞ノミネートに輝いています。


Rating:R

私が見たものは テレビでやってた PG12

フランス語


感想



リアルな描写でした。


子供の頃から、治療を受けれて 少し羨ましかった。


家族が「話し合おう」と言ってくれていて

欧米の話す文化なのかなと思った。



病院の精神科医らしき人が、尋問の様に「あなたは女の子だよ」「好きな男性のタイプは?」と言っていた。 性別二元論は覆しておくべき。



バレエの爪先立ちの練習がきつそう、(足の形が男性なため)、血だらけ


いじめっぽいものがあった。

叩き合いゲーム、プールで溺れさせている?描写、 脱がされる。


切るのは、頭の中だけにしておこうよ


…………


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バレエの様に身体を酷使するものは、トランスジェンダーにとって大変そうだと思いました。

バレエだけでなく、他のスポーツ全体でもそうですが




私も新体操やっていたので、そこでバレエも少しやりましたが、バレエが一番やりたくない種目でした。 道具を使うのが好きなので、新体操を選んだのです。

体が柔らかいので、新体操かバレエどっちかやれということになった。



あれをずーっとやるっていうのは、きつそうです。私だったら


私は頭を使う仕事(にしよう)だからよかったなぁと思った。


もし、バレエが「やりたいこと」だったら、大変だろうと


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喧嘩中に弟がヴィクトールと呼んで「その名前で呼ばないで」って言っていた。

主人公役 Victor Polster  

無関係だけど

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気になったのは、向こうのお風呂場って更衣室がないのですかね?

自室で着替えている描写が何度もあったけど、着る前にベッドに座ってたりする

ベッドは雑菌だらけだと思う。

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作中のバレエの練習は基本的に男女混合だった。


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あまり説明がないので、よく分からない描写


同じマンションの人とパートナーになった感じの描写があったんですけど

何かあったんでしょうか


その後の時だけモザイクが外れていました。(私が見た時は)


何か意味があると思うけど、疎いので分からなかった。




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最後の方で、倒れたり休息を取ることになって、バレエを観客席で眺めているのを見た時


努力でどうにもならないことってあるよね と思いました。



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ホルモン治療で倒れるということはあるのか?


体力の減少や、「この治療法はララには合わないのかもしれません」という可能性


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私は 無になって身体のことを考えない様にするということにしてから、心が軽くなった様です。



だから、あんまり 精神的な理由で、治療を急ぐという様なことはしない方が良いと思いました。


薬飲んでいる描写があるけど、あれは精神安定剤でしょうか。



前の学校は合わなかったため、弟や父の仕事場を変えてまで、家族で引っ越してきた

治療しても、「何も変わらなかったら 怖い」


と言っていました。



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テーピング、治療じゃなくてララが勝手にやっていたことなんですね。



テーピングは、似た様なことやってたなぁ

肌が荒れたので、困ってました。  でも、やだ!


特に、水着とかね



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更衣室は女子更衣室を使っていましたが、難癖つけられていたので

個別の部屋があれば良いと思いました。


私は時差つける、トイレで着替える、予め着替えておく などしていました。(すごくシャイという説明ができる)

皆がどこに行ったか分からず、体育で別の場所に行って遅刻とかすることが3回ほどありました。これは、ジェンダーというより発達障害の影響の方が強いと思いますが。



感想文そこそこに自分の体験記になってしまいます。 


どんな風に見られたかというのはあまりクラスに馴染んでいなかったので、分からないです。


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家族へのカミングアウト


私はもう大人なので、親と話し合って決めるということはないと思います。


よく考えると、ろくに友達もいないため、相談する人がいないではないかということに気づきました。 窓口? あったかもしれないけど、何も言いたくないのですね。




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トランスジェンダーの辛さがよく分かる映画だと思います。


こういうのをシスジェンダーの人にも見てもらうと良いと思う。



















Récompensé à Cannes, Victor Polster avait "envie de raconter l'histoire de Lara"




カメラがそこで撮っているっていう感じ、構図の切り替えが少なく、定点的

珍しいと思った。


主役の表情の演技がとても上手で、本当にトランスジェンダーの人が演じているのかなと思っていた。







#LGBTQ映画 #海外映画